福岡県みやま市瀬高町。ここは、日本最古の高菜の産地です。 弊社は瀬高産の高菜のみを使い、たかな漬を作り続けて100年を超えました。 100年間変わらない、瀬高の豊かな恵みと職人の技で生まれる美味しさを一人でも多くの方にお届けしたいと思っています。
熊川は大正3年(1914年)に創業しました。創業者である祖父の代から漬物屋ですが、戦後間もない頃はたかな漬に限らず、調味料や缶詰など時代に合った多くの食品を作っていた記録が残っています。今でも古い工場の奥に、当時活躍していたレンガ煙突や窯場が残っており、祖父のチャレンジ精神を伝えています。
そんな祖父の柔軟さに学び、三代目である私の代では、今ある高菜商品を大切に育てながら、同時に新たな感動や驚きを食卓にお届けしていきたいと思っています。漬物屋として100年間、この“熊川高菜” という大樹の幹を太く育ててきました。そしていま、さらに豊かな枝葉を茂らせるため、食卓をより楽しく豊かにするおいしさを日々探求しています。
熊川の、次の百年への挑戦は、もう始まっているのです。
数え切れないほどの選択肢がある中で、熊川の高菜に出逢っていただいた皆さまとのご縁を大切に、この豊かな瀬高の地から他にはない熊川のおいしさと、福岡・みやま・瀬高の魅力を届けていきたいと思っています。